カウンセリングや講座を行っていると、スタンスの難しさを感じます。
それは、クライアント様や講座生(カウンセラー・ヒーラーを目指す方)様に対しての距離感やサポートしていく範囲を考慮することです。
魂の成長には段階があり、初期の自己愛を学ぶ段階においては、依存的な状態になりやすく、自己否定から自己受容を学び体験する過程がありますが、カウンセラーがクライアント様の「内なる答え」に気付いていたとしても、それを当人が体験し腑に落としていかれることをサポートしなければならない点です。
スピリチュアルなセッションとなると、俯瞰的な宇宙的視点で物事を受け取りますが、その言葉が、現段階のクライアント様にとって、心に響きやすい言葉にかみ砕いてお話することが大切になってきます。その感覚的なところは思考的でもあり、チャネリングの「無」の状態と思考の「研ぎ澄まされた」状態との一致が必要となります。
また、カウンセラーやヒーラーを目指す方に対しては、技術の学びの他に、実践で体験してくことで掴んでいかれることが沢山あります。
それら、全て、お相手の「体験と学び」を奪うことがなく助けていけるスタンス、その丁度良い塩梅で、サロンにお越し下さった方が、自立し魂に目醒め、ご自身の手で選びとっていきながら、豊かで幸せになって頂けたらな、と思っております。