これまで過ごしてきた思考の使い方は、実によくこびり付いていて、離れることが難しいことでしょう。

人は、当たり前のように頭で考えて答えを出し、当たり前のように悩み、迷い、不安を繰り返していきます。

一説によると人は一日に6万回も思考するのだそうです。

思考(脳)は、身体と密接に繋がっています。

私たちは「肉体」を持っているために、身体が危険にさらされ死んでしまう状況は避けなくてはならないため、「安全策」として、思考は新しいものや行動を避けようとします。

変化することは思考にとってはとても恐ろしいこと、未知のものや変化を受け入れないように現状維持をしようとするのです。これを「現状維持バイアス」と言います。

このバイアスはどうしても存在するので、そういうものがあるということを知っておくと「こんにゃろー、思考ったらまたそんなこと考えちゃって!」と少しおちょけることができるかもしれません。笑

本来「魂の意識」が私たちの本質ですから、思考に主導権を渡す必要はありません。

私は長年「思考が私自身」だと思い込んでいたために、全く思考することが終わらず本当の答えにも到達しないために、とても疲弊していました。

「思考は会社でいうところの社員で、魂が社長なのだ」と、ある方に教わった時、やっと本当の自分に出会えるのだと安堵したものです。

思考が駄目なものや厄介なものなわけではなく、不安を通して危険を教えてくれたり記憶してくれたりと役割があります。

無駄にぐるぐるさせる思考が必要ないのです。

本当の答えは「魂」にある。その詳しい説明も本コラムでまたお話していきますね。

おすすめ記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP