実は、自分が最優先になっていることが自分も周りも幸せにできる、と知っていましたか?

だからといって、他者を優先にしないわけではなく、「他者を優先することがいいと感じた時に、自分が自分でいられるか」ということです。

その行為や行動をしている自分にしっかりと主導権があるのかどうか。

私の場合ですと、一つのことにしか集中できないので、何かの作業中にいきなり話しかけられたり考えさせられるような案件を提案されても処理できません。

例えば、私が料理中に、子供が掛け算の答えを教えてほしいと声を掛けてくる、などです。

一旦手を止めて対応することは可能ですし、余裕があればそうしたりするのですが、一瞬「ムッ」と反応してしまうことももちろんあります。

けれど、相手はなぜ不機嫌になっているのかわからないですよね。

それは「私が、集中を遮られた→集中して料理を続けたい」と感じたからです。

なので「私は一つのことにしか集中できないから、待っててくれる?」と自分本位に相手に言います。

大事なのは、イライラしながら教えることを優先しているならば「他者のエネルギーを一瞬生きている」という視点です。

割り込んでくるエネルギーの感覚、瞬間的な怒り等は、相手が発したもののせいでなく、受け取っている自分側なのです。

なぜ怒りが湧いてくるのか、を人のせいでなく自分側で感じてみると明確に答えがあります。「本当の自分でいられないから」です。

相手に何かを要求したいがために怒りが湧いてくる場合、相手をコントロールしたいという欲求があります。

相手は自分の思い通りになるわけでは決してありません。心のどこかで「相手が変われば私は私でいられるのに」「相手のせいで私は…」ということとなり、本来の自分のエネルギーを相手にまた使ってしまうのです。

自分を最優先にするとは、自分がご機嫌でいることです。それは周りの人や環境が良いからご機嫌になれるわけではなく「私がご機嫌だから皆ご機嫌になる」のです。ご機嫌であれば、心の余裕も生まれて、積極的に与えることができていきます。

自分は自分を優先し、相手も相手自身を優先した中で、さあどうするか?という、コミュニケーションがとれていくことで、エネルギーが分散されることもなくなっていきます。

自分のエネルギーを満たしていくことは、ヒーリングや日々のコンディション、メンテナンスだけでなく、人との関わりの中での心地よいコミュニケーションを心がけていくことも大切になってきます。

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